和田 大諷

東京葛飾区金町在住

佛画・書・刻字・篆刻を制作

20数回の個展を都内、ひたちなか、ロスアンゼルス、サンクトペテルブルグで開く。過去の個展は展示会の項目をご覧ください。

 

2021年鳩居堂の個展(2021年3月30日~4月4日予定)は延期となりました。新たな開催予定が決まりましたら

本ページにてお知らせ致します。

  

著作 

 2014年2月

  「大諷の映画狂時代」

  2018年1月「大諷のへそ曲り

            読書日記」

  2019年7月  「大諷の観音の道」

  2020年11月  「大諷の無辺楽事」

 

ボクシングは若い頃からのファンにして、頭の中に過去の試合やボクサーの名前が詰まっている。

毎週月曜日のTV観戦記の記事は公平な目での厳しい批評が面白い。世界戦代表的試合は殆ど欠かさずアップしています。

 

 

「内蒙古の生物学的調査」から及「草原行」今西 錦司 全集第2巻 2021年に読んだ本 No.6

№ 6「内蒙古の生物学的調査」から及「草原行」  今西 銀司 全集 第2巻

 

1938年に行われた「京都帝国大学内蒙古学術調査隊」への参加を第一回とし、1939年

には専門の立場から僅か2人での調査隊である。

当時はすでに登山家として有名であった今西が、山のないモンゴルの草原の植物生態的

研究に何故これ程の情熱を傾けたのかは、読んでみると、又この後の今西の活動を考え

ても良く解ってくる。

日中戦争状態のなかで、遠征費も乏しく、装備も著しく不足、調査の運送手段にも事欠

き食料や水不足に悩みながら、草履、脚絆履きで地図もなければ道もない中で植物、動

物の生息状態や分布を丹念に調査している。特に植物調査にはさすがに詳細を極めている。又草原に点在する内蒙古人の小部落の生活と経済活動も良く見極めていて、その視

点はリアルである。大半は野営であり、食料も不足し、困難を極めるなかでの興味を惹

くものは何が何でも追求せずにはおかない好奇心とエネルギッシュさで、まさに驚くべ

きものがある。