葛飾の寺 浄心寺 2.26事件で犠牲の清水巡査部長の墓石も

浄土宗林光山称名院と号し、芝増上寺旧門末 慶長19年(1619年)起立とも云われる。

墓地内の阿弥陀三尊は優品である。


境内に清水巡査部長の墓がある。
昭和11年2月26日陸軍内部の皇道派青年将校は武力によるクーデターを図り、1400人余の部隊を出動させて国会、首相官邸一帯を占領し陸軍上層部に国家改造の断行を要請、2.26事件である。墓背面の碑文によれば、当時警視庁巡査部長の職にあった清水與四郎は総理大臣官邸警戒勤務中に、この事件に遭い機関銃などの乱射を受けて死亡。
この事件の責をとり岡田啓介内閣は3月に総辞職。

岡田啓介によって6月この墓碑が建立された。 

 

  浄心寺 全景

  

      観音石佛 大諷画 石佛の年は寛文6年と読め1667年である。   

 

        石 佛 群