和田 大諷

東京葛飾区金町在住

佛画・書・刻字・篆刻を制作

20数回の個展を都内、ひたちなか、ロスアンゼルス、サンクトペテルブルグで開く。過去の個展は展示会の項目をご覧ください。

 

次回鳩居堂の個展は2021年3月30日(火)から4月4日(日)の予定です。

 

 

著作 

 2014年2月

  「大諷の映画狂時代」

  2018年1月「大諷のへそ曲り

            読書日記」

  2019年7月  「大諷の観音の道」

 

 

ボクシングは若い頃からのファンにして、頭の中に過去の試合やボクサーの名前が詰まっている。

毎週月曜日のTV観戦記の記事は公平な目での厳しい批評が面白い。世界戦代表的試合は殆ど欠かさずアップしています。

 

 

かつての名歌手シリーズ第2回 ハンス・ホッター

ハンス・ホッター
フィッシャー・ディスカウの歌を聴いてドイツリートが好きになった。

シューベルトの「春の想い」「音楽によす」「ミューズの子」等そして「冬の旅」「美しき水車小屋の娘」CDで何度聴いた事であろうか。リートはシューベルトに極まると思っていた。


以前ハンス・ホーターを爺くさい感じで好きになれなかったが、最近改めて聴いて何と印象が全く異なるのに驚いた。あの面白味のない甘くもなんともない、バスに近いバリトンの歌声がジーンと来るではないか。特にシューマンの「誰がお前を悩ますのだ」「なつかしいざわめき」「新緑」を歌うハンス・ホッターの深く低い声は歌の総てを表現するという風でもなく、内容を暗示するかの如き歌唱で若い時代に理解出来なかったのは当然であろう。


シューマンはさしたる悲愴感もなく、大ホールで歌うにふさわしないが、情感こまやか
にひっそりと歌うのがふさわしとみえる。
ホッターならではの名演である。