「面」展みる

神田神保町の檜画廊で布目勲「面」展みる。

強い黒い線と銀箔とで制作している。

15点程で女性とおぼしきものは一点、あとは総て男性の顔である。

20世紀後半に活躍したイギリスの画家で「頭部」シリーズ等で知られるフランシスコ・ベーコンに酷似している。

大胆で人間の顔を的確に捉えており、感心する。

 

作者は現在はやはり銀箔を使って花を描いているが、この顔シリーズを掘り下げるのを要望したいものだ。

作者は葛飾区美術会の会長である。

 

5月14日ブログ 葛飾の美術家展もご覧下さい。