和田 大諷

東京都 葛飾区金町在住

佛画・書・刻字・篆刻を制作。

個展は都内、ひたちなか、米国のロスアンゼルス、ロシアのサンクトペテルブルグで開催、20数回に及ぶ。

過去の個展は展示会の項目をご覧ください。

 

鳩居堂「和田 大諷 の個展」終了の

お知らせ

  2022年4月の第7回の個展を

  持ちまして個展開催は終了と

  致すことになりました。

  

  これ迄度々個展に足を運ん

  で下さいました皆様に心より

  お礼申し上げます。

 

  作品の作成および発表は本

  ホームページにてこれ迄通

  り行います

  引き続きご覧くださいます

  ようお願い致します。

     2023年 1月 1日

     

 

   

著 書

 2014年2月

  「大諷の映画狂時代」

  2018年1月「大諷のへそ曲り

            読書日記」

  2019年7月  「大諷の観音の道」

  2020年11月  「大諷の無辺楽事」

  2021年11月「続 ・大諷の無辺楽事

         ボクシング編」

  2022年 10月

          和田大諷「金泥の世界 」

 

ボクシングは若い頃からのファンにして、頭の中に過去の試合やボクサーの名前が詰まっている。

毎週月曜日のTV観戦記の記事は公平な目での厳しい批評が面白い。世界戦代表的試合は殆ど欠かさずアップしています。

 

 

夜咄の茶事

茶事7式の一つである夜咄の茶事が「拙政居」にて行われた。

 

正客は河野さんと私達夫婦2人。先ずは汲出しのあま酒、炭手前を全員で拝見したあと、手燭の和蝋燭のみの照明による夜咄が始まった。

薄茶と次いで向付けに鯛こぶ締め、莫大、三つ葉。酒は香露大吟醸が出され、味噌付けはよもぎ麩、カラシ。椀は水前寺のり、真丈、菜の花、人参、木の芽。

焼物は鰆粕漬け(魚久)、進肴は竹の子、ふき、ワカメ、同小柱入りぬた(菊の井)。

箸洗はへぎうめ。八寸は子持昆布、アスパラ。香物は沢庵、日野菜で懐石は終了。


中立のあと、床の飾りが替わって主菓子に西王母(鶴屋八幡)、干菓子に彩紋、

うめせんべい。

 

封切の濃茶は良く練られて絶品。薄茶が出されて、道具拝見のあと無事終了した。

席主は石井宗翠さん。女性3人は40年以前に共にお花の稽古に通って以来、2人はお茶に、1人はお花に各々弟子を有して毎日忙しくしている。

気心の知れた友人で誠に和やかで気持ちの良い茶会ではあった。

(注)「拙政居」は大諷命名で、現在の拙い政治と同じように拙い住いの意である。