和田 大諷

東京葛飾区金町在住

佛画・書・刻字・篆刻を制作

20数回の個展を都内、ひたちなか、ロスアンゼルス、サンクトペテルブルグで開く。過去の個展は展示会の項目をご覧ください。

 

次回鳩居堂での個展は2019年4月2日(火)から7日(日)の予定です。

 テーマのひとつが「紫式部日記」を紺紙銀泥の巻子にまとめたもので、これまでの文字より半分の細字にして上・下を一巻に纏めることが出来た。

なお 恒例の東大名誉教授大場 秀章先生の講演内容も「紫式部日記」と植物がテーマとなります。

 

著作 2014年2月

    「大諷の映画狂時代」

   2018年1月「大諷のへそ曲り

     読書日記」

 

ボクシングは若い頃からのファンにして、頭の中に過去の試合やボクサーの名前が詰まっている。

毎週月曜日のTV観戦記の記事は公平な目での厳しい批評が面白い。世界戦代表的試合は殆ど欠かさずアップしています。

 

 

「日本の誇るべき力」朝日新聞(戦後70年)8月4日付け

「日本の誇るべきカ」 米国の歴史家ジョン・ダワー氏の要旨
日本について世界が賛美するものは確かに多い。しかし世界中が知っている日本の本当のソフトパワーは現憲法下で反軍事的な政策を守り続けてきたことです。

 

憲法が変えられなかったのは、日本人が反軍事の理念を尊重してきたからであり、これは称賛に値するソフトパワーです。変えたいというのなら変えられたのだから。米国に押しつけられたと考えるのは間違っている。朝鮮戦争の頃、ジョン・ダレスは憲法改正を要求してきました。

吉田首相はこう言い返した。女性達が必ず反対するから改憲は不可能だ。女性に投票権を与えたのはあなた方ですよ・・と。

 

その決断の後、今日にいたるまで憲法は変えられていません。結果朝鮮半島やベトナムに部隊を送らずに済んだ。

もし9条がなければ、イラクやアフガニスタンでも実戦に参加していたでしょう。

米国の戦争に巻き込まれ、日本が海外派兵するような事態を憲法が防ぎました。

 

米国は軍事政策が圧倒的な影響力を持っている特殊な国であり、核兵器も持っている、

そんな国の軍隊と密接につながるのが果たして普通なのでしょうか。

戦後日本の姿はいわば「従属的独立」だと考えます。独立はしているものの、決して米国と対等ではない。

 

安倍首相が進める政策はますます日本は米国に従属するようになる。北朝鮮や中国は脅威のように映りますが、本当に恐ろしいのはのはナショナリズムの連鎖です。

国内の動きが他国を刺激し、さらに緊張を高める。日本には是非この熱をさまして欲しいのです。

 

本当に偉大な国は、自分達の過去も批判しなければなりません。日本もそして米国も戦争中に多くの恥ずべき行為をしており、それは自ら批判しなければならない。

米国 国家安全保障局(N・S・A)が日本企業、政府を対象に盗聴していたとの疑惑が明らかになった。盗んだ情報から作成された機密文書の中には、日米の通商交渉に関するものもあったとされており、米国による盗聴は頻発してドイツやフランスの首脳の携帯電話も盗聴されていた。両首脳とも怒ってオバマに直接抗議したというが、日本の安倍総理が抗議したという話は聞かない。

 

ジョン・ダワー氏の云う「従属的独立」をこれ程あからさまな形で現わした顕著な例はない。外国から押し付けられた「憲法」と声高に云うなら、この主権侵害に抗議し、押し付けられた基地の返還から始めるべきではなかろうか。権力には極めて弱く、相手が弱いとみれば、居丈高の従属的ナショナリズムほど醜悪なものはない。