和田 大諷

東京葛飾区金町在住

佛画・書・刻字・篆刻を制作

20数回の個展を都内、ひたちなか、ロスアンゼルス、サンクトペテルブルグで開く。過去の個展は展示会の項目をご覧ください。

 

次回鳩居堂での個展は2019年4月2日(火)から7日(日)の予定です。

 テーマのひとつが「紫式部日記」を紺紙銀泥の巻子にまとめたもので、これまでの文字より半分の細字にして上・下を一巻に纏めることが出来た。

なお 恒例の東大名誉教授大場 秀章先生の講演内容も「紫式部日記」と植物がテーマとなります。

 

著作 2014年2月

    「大諷の映画狂時代」

   2018年1月「大諷のへそ曲り

     読書日記」

 

ボクシングは若い頃からのファンにして、頭の中に過去の試合やボクサーの名前が詰まっている。

毎週月曜日のTV観戦記の記事は公平な目での厳しい批評が面白い。世界戦代表的試合は殆ど欠かさずアップしています。

 

 

「悪魔が夜来る」をDVDで観る

久方振りでこの映画をみた。15世紀フランスの城で中世の説活を題材にしたものである。ある城に悪魔の弟子が2人訪ねて来る。城では城主の娘アンヌと騎士ルノーの結婚式を控えて祝いの宴の最中である。

弟子の男女は昔、恋人同士で今は悪魔と契約して弟子となっており、今回の使命は城主と娘を籠絡して破滅させることである。女のドミニクは城主とルノーを巧みに操って自家薬籠の中の物とするが、男の弟子ジルはアンヌと愛し合うようになり、これを怒った悪魔が2人を石にしてしまうが、それでも2人の心臓の鼓動は続いていたという。有名なラストシーンで終わる。

 

この作品はドイツ占領のヴィシー政権下に作られたことに意味がある。

ジャック・プレヴェールの台詞一つひとつに意味があり、人間の愚かさと無警戒さが権力の餌食となって破壊していくさまが穏喩法によって語られて、寸分の無駄もない。又人間の強さも希望を持って語られている。

1942年制作 脚本 ジャック・プレヴェール 監督 マルセル・カルネ

                 (2017年の原画展に出品予定)