和田 大諷

東京都 葛飾区金町在住

佛画・書・刻字・篆刻を制作。

個展は都内、ひたちなか、米国のロスアンゼルス、ロシアのサンクトペテルブルグで開催、20数回に及ぶ。

過去の個展は展示会の項目をご覧ください。

 

鳩居堂「和田 大諷 の個展」終了の

お知らせ

  2022年4月の第7回の個展を

  持ちまして個展開催は終了と

  致すことになりました。

  

  これ迄度々個展に足を運ん

  で下さいました皆様に心より

  お礼申し上げます。

 

  作品の作成および発表は本

  ホームページにてこれ迄通

  り行います

  引き続きご覧くださいます

  ようお願い致します。

     2023年 1月 1日

     

 

   

著 書

 2014年2月

  「大諷の映画狂時代」

  2018年1月「大諷のへそ曲り

            読書日記」

  2019年7月  「大諷の観音の道」

  2020年11月  「大諷の無辺楽事」

  2021年11月「続 ・大諷の無辺楽事

         ボクシング編」

  2022年 10月

          和田大諷「金泥の世界 」

 

ボクシングは若い頃からのファンにして、頭の中に過去の試合やボクサーの名前が詰まっている。

毎週月曜日のTV観戦記の記事は公平な目での厳しい批評が面白い。世界戦代表的試合は殆ど欠かさずアップしています。

 

 

日経新聞「多様性薄れた自民の内実」より

8月17日 日経新聞「多様性薄れた自民内実の」より
政府は7月1日に集団的自衛権の行使を認める閣議決定をしたがこの方針にたてついたのは党内で村上誠一郎元行政改革相ただ一人異なる意見をぶっつけあう激論にはならなかった。かっての自民党は保守とリベラルの軸足を移す「振り子論理」で国民の不満を吸収した。この幅の広さが長期政権を維持できた理由の一つでもあったが、総主流派体制になっってしまった。

 

村上氏は党の会議の風景に異変を感じているという。「最近は会議中にカチャカチャ音が鳴る。写真を撮って『いくつ会議を回ったか』と自分のブログに載せる。発言しない議員は最初は『歌を忘れたカナリア』かと思った。知っていて言わないのかと、だがそうじゃなくて問題点が分からない。歌を忘れたカナリアなら歌を知っている」と。

 

リベラル派が衰えて多様性が薄れただけでなく、勉強不足で政治家の質が劣化しているなら自民党が抱える問題は深刻になる。

梶山静六、後藤田正晴、既になく。加藤紘一、野中広務、河野洋平、引退。古賀誠、与謝野馨、老い。リベラルと言われた人々はことごとく去り、政治家としての見識が失われた人達のみが自民党を支配している。

 

民主制の時代のローマは、元老院が体制を支え執政官の政治をチェックし、次代の執政官候補者を教育してきたが、初代皇帝アウグストウスの時代に入るや、元老院の権限は次第に失われ、皇帝独裁の時代が始まる。

自民党は戦後政治に於ける元老院の役割を果してきたが、安倍独裁政権によってその役割は失われ形骸化していった。多様性も人物の育成もなく、劣化の一途をたどっているようである。