グラン・ガラ・コンサート・バレエを観賞する

今日は巴里祭フランス革命でバスチーユ監獄から政治犯が解放され日である。

 

さて本日は東京オーチャードホールで東日本大震災復興祈念チャリティー・バレエ 第2回グラン・ガラ・コンサート ”私達はひとつ!!”を鑑賞した。
ウクライナ大使館から山田みどり先生に入場券を買ってもらうよう依頼があり、彼女から紹介されて4人で参加した。
演目は赤と黒とのパ・ド・ドゥに始まり、フランス語の歌に合わせた「パリの炎」田比志のぶさんの踊り、「病めるバラ」とクラッシックと現代バレエを織り交ぜて続いた。何れも完成度の高い出来栄えで、中でも「太陽に降り注ぐ雪のように」で柿色のTシャツを着た若い男女が踊る現代バレエは、理想の恋愛でない現実の男女の争いそして接近し、次第に理解を深めていく様子がパントマイムのようにコミカルに描かれ、そこに一抹の哀愁が漂う秀逸な舞台とみえた。
途中20分の休憩を含んだ2時間は実に楽しい充実した時間であった。