和田 大諷

東京葛飾区金町在住

佛画・書・刻字・篆刻を制作

20数回の個展を都内、ひたちなか、ロスアンゼルス、サンクトペテルブルグで開く。過去の個展は展示会の項目をご覧ください。

 

次回鳩居堂の個展は2021年3月30日(火)から4月4日(日)の予定です。

 

 

著作 

 2014年2月

  「大諷の映画狂時代」

  2018年1月「大諷のへそ曲り

            読書日記」

  2019年7月  「大諷の観音の道」

 

 

ボクシングは若い頃からのファンにして、頭の中に過去の試合やボクサーの名前が詰まっている。

毎週月曜日のTV観戦記の記事は公平な目での厳しい批評が面白い。世界戦代表的試合は殆ど欠かさずアップしています。

 

 

吾妻ひでお「アル中病棟」読む

失踪日記2として出版されたこの作品は突然の失踪から自殺未遂、路上生活、そしてアル中病棟に至るまでの自伝である。

アル中に陥った妻子ある男が、アル中病棟に入っての経験であり、病棟の入居者を各々リアルに描き分けている。アル中患者の各々の事情や成行きがよく描かれ、面白いが恐ろしい。皆深刻で自殺未遂者も多く、しかしそのなかでも、それぞれ生活もあり生き方もあり人間として生きている。看護師の女性は皆可愛らしく又やさしく描かれており、家族、患者の奥さん達もやさしく、読んで救われる。女性は作者にとってはマリアであり菩薩であるのだろう。読み終わってみると、これはこれで人間賛歌であると思われる。絵は充分考えられて描かれ、背景も書き込まれており、内容に合せて実に巧みに表現されている。