平家物語 巻第6 書き終わる

概 要

後白河法王の北の方となった清盛の妹滋子は法王の寵愛を受け皇子出産、即位して高倉天皇となる。これに清盛の娘徳子が入内、皇子言仁出産、安徳天皇となり清盛は外の地位を確保するが滋子の死によって法王と清盛の仲は冷え始める。
信濃では木曽義仲が挙兵、翌年高倉帝、次いで清盛死去勢力が弱まりつつあった平家伊勢平氏とは別に独自の力を扶植していた桓武平氏に義仲討伐を期待するが信濃に於いて桓武平氏は義仲と戦って敗れる。