二人の杜氏の酒を飲む

二人の杜氏の酒
(左)ハーパー杜氏 (右)土井亨杜氏

フィリップ・ハーパー氏の酒
英国人杜氏フィリップ・ハーパー氏の仕込んだ、京都府京丹後の木下酒造「純米大吟醸玉龍」(山廃)玉川仕込山田錦100%、精米率50%を飲む。ハーパー氏は米、米麹、水だけを原料として乳酸も酵母も添加しない酒造りを行った。酵母について生存競争を勝ち抜いた微生物を高く評価しているが、飲んだ味わいは大雑把な酒、日本酒とは云い難いような不思議な酒であった。
 
土居亨杜氏の新たな酒
「本洲一」の梅田酒造場の土居亨杜氏が今期から旭鳳酒造㈱に移って
始めての酒「旭鳳純にして醇」(純米酒)、米は八反錦100%を飲む。
八反錦使用を考慮して、予想通りの造りであった。